| 離婚の公正証書・・・吉澤さん(仮名)のケースD 公正証書の完成 |
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| 公証人に公正証書の作成を依頼した2日後に、公証役場からFAXがきました。 公証人は、公正証書の作成を依頼されると、公正証書の原案を作成して、それをFAXしてきます。内容が、依頼された内容と同じかどうかを確認してもらうためです。同時に、公証人に支払う手数料もFAXされてきました。 公証人には、このような内容の公正証書を作成していただきたいのですが、と依頼しています。ただ、公証人によって、使う言葉・文体が、かなり違うようです。依頼した時に渡した文体と、公証人の文体とが大きく異なることが少なくありません。もちろん、意味内容は全く同じです。 そこで、「この書面でよろしいですね?」という意味でFAXしてくるようです。 FAXを受け取り、まず、私が内容を確認した後、吉澤さん(仮名)・ご主人へ郵送しました。 ご主人へは、私への委任状も同封します。また、念のため、お電話でお話もし、委任状には実印での押印をお願いしておきました。 |
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| 吉澤さん・ご主人からは、すぐにお返事をいただき、ご主人の委任状も届きました。 次は、公正証書に署名・押印する日時を決めます。公証人・吉澤さんと連絡をとって、具体的な日時を決め、予約をして公証役場へ行くのです。予約は、吉澤さんのお仕事の関係で、次の週の火曜日午後2時としました。 私と吉澤さんは、2時前に駅の改札付近でお会いすることとしました。かなり頻繁に連絡を取っていましたが、この時が、初対面です。私は、緑のバッグを持っていますと目印をお教えしておきましたが、いざとなれば携帯電話で連絡を取ります。 仕事柄、初対面の方と待ち合わせをする機会も多いのですが、意外と簡単に相手の方が分かるものです。お互いにキョロキョロしているということでしょうか。 吉澤さんとお会いした時には、私が先に着いてお待ちしていると、正面から手を振りながら来られたという感じでした。 電話ではお話していても、実際にお会いすると、やはり緊張します。 公証役場は、駅から5分程です。お話をしながら行きましたが、「私は、そういう所は苦手なんです。緊張します。」とおっしゃっていました。 |
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| 公証役場に着くと、まず、ご主人の委任状を提出します。 また、ここでも、公証人からは、公正証書の原案が渡され、「内容を確認してください。」とのお話があります。この場になって、大きな間違いに気付くことがありますから、丁寧に読む必要があります。 吉澤さんの時には、表現が多少気になるという部分がありました。意味内容としては同じなのですが、気持ちとしては、この表現は気になるという感じです。 その部分については、公証人とお話をして差し替えていただきました。 この後、吉澤さんと私で、署名・押印(実印です)して公正証書の完成です。 公正証書の原本は公証役場で保管されます。 また、強制執行をする可能性のある立場の方には、公正証書の正本が渡されます。今回は、吉澤さんです。 逆に、強制執行をされる可能性のある立場の方には、公正証書の謄本が渡されます。ご主人の代理人として、私が受け取りました。 全てを終えて公証役場から出てくるまでに、1時間は掛からなかったと思います。 出来たばかりの公正証書を受け取って、駅まで戻ると喫茶店がありました。交通費の精算もありますから、そこで一休みとしました。吉澤さんも、先ほどと比べて、幾分、安心されたかのように見えました。 苺の季節だったからでしょうか、自家製のショートケーキが美味しそうだったので注文すると、大きなショートケーキが出てきたのを憶えています。 公正証書の謄本は、私からご主人にお送りしました。 1週間後、吉澤さんから、離婚届を出しました、というメールをいただきました。 また、半年程後にも、養育費が振り込まれています、というご連絡をいただきました。 離婚協議書 トップページに戻る |
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