離婚しても、夫名義の学資保険をそのままにしておく。
学資保険で、新たな経験をしましたので、そのご紹介です。
【 ケース紹介 】
ご主人名義で学資保険を契約していました。その学資保険を財産分与として奥さんへ渡す、あるいは、解約して解約返戻金で奥さんが新たな学資保険を契約するという方法も考えました。
しかし、奥さんが年上だったこともあり、契約内容が奥さんにとって不利になるそうです。
そこで、奥さんは、ご主人名義の学資保険をそのままにしておきたい。そして、学資保険から給付される教育資金や満期保険金は、奥さんが管理できるようにしたいと思ったのです。
実は、奥さんのお母さんが、保険会社に勤めていて、知恵を付けてくれました。その方法とは、以下のようなものでした。
1 ご主人が、新しい銀行口座を作る。
2 学資保険の保険金の振込口座を、新しい銀行口座に変更する。
3 新しい銀行口座の通帳・カードは、奥さんが管理する。
4 教育資金・満期保険金は、新しい銀行口座に振り込む。
養育費の支払いについて、公正証書を作りましたので、上記のことを骨格として、公正証書で学資保険の取り決めをしました。
もちろん、上記のことだけではなく、ご夫婦のご事情も考慮しながら、その他の約束も織り込んで、もって詳細な約束に仕上げましたよ。
保険会社にお勤めのお母さんは、この方法を過去にも使っているのかも知れません。教育資金・満期保険金は、契約者名義の口座にしか振り込まないそうですから、このような方法を取る必要があるのですね。
ご主人が保険を解約できる点には不安が残りますが、上手く行ってくれることを願います。
当事務所のサポートコース
当事務所は、特に、離婚協議書の作成や、離婚の公正証書を作成したい方のサポートを得意としています。 依頼者とタッグを組んで、公正証書などの書類作成を実現します。
まずは、お電話でのご相談からお始めくださいませ。電話相談は、無料で対応させて頂いております。
【行政書士 瓜生和彦 のメリット 依頼者の感想から】
◆離婚に詳しく、離婚協議書や公正証書を作成したい方のサポートが得意
◆気さくな人柄で依頼者とタッグを組んで、公正証書などの書類作成を実現
◆離婚協議書、公正証書作成の経験が豊富。経験を武器に、依頼者をサポート
◆丁寧な手続きの進め方、迅速かつ穏便な対応が好評
◆フットワークが軽く、都内全域の依頼者に対応
【離婚協議書作成・ご相談・サポートコース】
面談・電話・メールでご相談・サポートをしながら、離婚協議書を作成するコースです。ご相談・サポートに期間の制限はありません。基準となる報酬額は、40,000円(消費税別)です。
【公正証書作成・ご相談・サポートコース】
離婚協議書を公正証書にしたい場合に、面談・電話・メールでのご相談、公正証書の原案作成、公証人との打ち合わせ、公正証書作成の代理嘱託をサポートするコースです。基準となる報酬額は、60,000円(消費税別)です。
【代理人による公正証書作成・ご相談・サポートコース】
公正証書を作成したい場合に、面談・電話・メールでのご相談、公正証書の原案作成、公証人との打ち合わせ、公正証書作成の嘱託、そして、代理人としての公正証書の作成をするコースです。
基準となる報酬額は、70,000円(消費税別)です。
ご連絡は「今すぐ」、下記までお願いいたします。
この記事を読んだ人にオススメ
この記事を読んだ人は、以下の記事に興味を持っています。